以前より日本の農業や農地、食料自給率についての課題を感じていました。実際に、新型コロナウィルス感染症や海外での戦争・災害により、物流の停滞・食料品の輸入減が要因の価格高騰など、日本の低い自給率の弊害が顕在化しました。また、添加物やアレルギーなどに悩みを抱えている方が増加している一つの原因も、食品ではないでしょうか。
そこで弊社では、安心安全で美味しい農作物を生産・加工し、人々の健康と幸せに貢献するために、『自然療法』を取り入れたアグリ事業に着手いたしました。
『自然療法』とは、弊社理念の一つでもある『原理原則』に基づく農法で、自然の機能発揮を原則とした永続的な栽培方法のことです。
「すべては必要なもの」を前提に、虫や病気を悪とせず多くの生命がより豊かに調和・共存し、人だけでなく自然に息づく多様な生物がより豊かになることを目的とします。
そのため、生態系を乱す化学肥料や農薬を使用せず、土本来の物質循環機能を高めるとともにすべての生き物の役割を認め、より自然の機能を発揮させる農業を実施しております。